5月、みどりの日はよく晴れて最高気温24度と汗ばむような昼間でした。
野川から少し入った場所で、高い枝に高い鳴き声、猛禽類のハイタカ属、ツミの姿がありました。
葉が繁り、場所によって光の射し方にむらがあり、うまく写真を撮ることができずに残念でしたがしっかり確認はできました。雄と雌が割合近くにいたのです。
ツミを見て思い出したのは13年前のことです。
お隣の庭木(桃)が台風で折れ、そこにツミが来てシジュウカラを一心不乱に食べていたのです。その上の方で盛んにシジュウカラが鳴いていたのをよく覚えています。
実はそのころ、私はまだツミという鳥を知らず、一緒にこの光景を目撃していた子どもたちに聞かれてもわかりませんでした。なんとか写真を撮り、小学生だった娘は区の自然に関する情報ネットワークに手紙を送り問い合わせました。
専門家のボランティア集団の方々がすぐに調べてくださり、この野鳥がツミという鳥であることが分かりました。/
ツミは日本にいる猛禽類の中でも小さい鳥だということもわかり、まず人の生活圏内でもこうした野鳥がいることに驚いたものです。
この時も、5月。繁殖の時期である5月、ツミが上手く子育てできることを祈ります。