野川を散歩していてまず目に留まるのはカモでしょう。水鳥はなぜか人を落ち着かせ、喜ばせる生き物のような気がします。時には思い切りよく飛ぶけれど、水の中に逆立ちするように餌を取っていたり、泳いでいるのか川の流れに身を任せているのか?という時にはそのゆったりした姿が人の心を癒したり幸せにしたりするのです。

カモには沢山の種類がいて さらに季節によって羽が違ったりするのでなかなか正確には判別できないところです。

カルガモ コガモ マガモ ヨシガモ このあたりはいつも見慣れたカモ。
私にはヨシガモの頭のあたりの色が見方によって違うことが不思議で素敵に思えます。泳いでいってターンして反対側をむくと緑だった頭が紫に見える。草地に上がって歩いているときにはまた緑が黄緑に見えたりもします。光によっての見え方なので本当にこれは見る人によるのでしょうけれど よく野川で撮影されている方も同じことを言われていました。本当に色々な見え方で美しいカモです。

逆にコガモは体のほうの小紋のような黒と白の柄に美しさを感じます。
散歩の時にしばし川辺に腰をおろしてカモを見ながら風を感じている時間、わずかな時間ですが無心になり考える事から解放される時間です。

子育て上手なカルガモ

カルガモはとにかく母から離れずに水の中でも陸でもはぐれない。水のなかでばらばらに泳いでいたとしてもいつのまにかお行儀よく母の後ろに並んでいる姿が微笑ましい。

水から上がって兄弟くっついてまるで温めあっているようなシーンもとても愛らしい。
こんな姿が野川のあちこちで見られるのは母さんが子育て上手だから。

mamacamera

あんなにあんなに熱中していたセイリングも 今は見るだけ。 あんなにあんなに小さかったこどもたちも 今はしっかり育ち あんなにあんなに大切だった父と母も 今はあちらの世界へ 世界が動いていくスピードは ますます速くなり 掴みそこなう恐怖が ちょっぴり心に芽生える世の中 でも 本当の幸せは 何かをつかむことではなくて ただ ここに 今 生きている全てを まるっと受け入れ 穏やかに感謝できることのような 大切な自分を大切にしていられる瞬間のような そんなことを時々確かめながら 大好きな仕事をして 大好きな家族とともにいる 私はそんな人です

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