4月のある日、ちょっと長めの散歩をした帰り際 いつもの様にキツツキのドラミングが聞こえてきました。
この音を聴くとどうも真っすぐ帰る気にはなれず、辺りを探索したくなります。多分、野鳥好きな方なら皆そうだと思いますが、往生際が悪い!だって、その一歩で素敵な鳥との出会いがあるかもしれないですから。
一瞬 叩いていた木から飛び立つ鳥が見えてさっと別の木に留まり、木をつつきながらあちら側へ回る姿に夢中でシャッターを切る。見えているのか見えていないのか、撮れているのか撮れていないのかわからないぐらい目まぐるしい。
そしてあっけなくまた飛び去ったけど、あれはいつものコゲラじゃなくて アオゲラだったはず!
果たして成果は……
もうこの2枚を取るのが精いっぱいでした。
コゲラと違って嘴がとがってシャープな感じ。そして顔の赤い色がとてもはっきりしていて腹の模様が黒い横班。
そして嬉しいことにアオゲラは日本固有のキツツキ。japanese green woodpeckerのほかに学名
picus awokeraという和名がつけられているんですね。実際には青い鳥ではなくて、部分的に緑色をしていますが緑は古くは青と呼ばれていますから、和名はそれにちなんでいるということですね。
それにしても、もう少しゆっくり会いたかったな。次回におおいに期待してしまいます。
やっぱり野鳥散歩は幸せを呼びますね。