雨が多い5月の中で、ほんの一日晴れた日に、思いがけずカイツブリと出会いました。
出会いは本当に偶然に。
公園の池で何やら高くてかわいい鳴き声がして、思わずその主を探して水面を覗き込んだのです。
小さくてすばしっこい、鴨とは違う何かが!
もしかしてカイツブリ?これは多分。
なぜ、カイツブリだと思ったのか理由はないのだけれど おそらく私の知っている水鳥の名前の中では未だ会ったことのない鳥なので、とっさに これか!と反応して名前が出てきたのに違いありません。
結果、カイツブリとの出会いだったのです。
カイツブリは鴨ではなく、カイツブリ目カイツブリ科カイツブリ属。
この名前(和名)がつけられたのは、恐らく水を『掻きつ潜りつ』という言葉からきたのか、
あるいは潜るときの音が「ツブリ」と聞こえたのか。
とにかく泳ぎが上手い。どうやら足のつきかたが歩くためではなく櫂のためにあるので、お尻付近についているので本当にカエル足のような泳ぎをみせたくれました。
そして特徴的な鳴き声が、かわいい忙しさで魅力的に感じられ思わず動画を撮ってみたくなりました。
日本では本州中部以南は留鳥、北のほうでは渡り鳥で夏鳥。この日はたくさんいたと思うけれど、実はこの池のある東京では準絶滅危惧種に指定されている。