冬晴れのある日 川沿いを散歩しているとムクドリが大騒ぎしている様子に出会いました。
ふと見ると 見慣れない鳥が川岸に羽を広げて座り込んでいます。なんとも落ち着かない不思議な恰好をしています。すました顔をしているのか 辺りを伺う表情なのか。
……隠しているんです。ムクドリを一羽。
多分 捕らえた獲物をカラスから守るための行動でしょうか。
それとも 捕まえて一息ついているのかしら。
どちらにしても チョウゲンボウはどこか 多分多摩川あたりから飛んできて野川沿いの緑地にいるムクドリの群れを眺めていたのかもしれません。
餌を探したりついばんだりしながら群れから離れた姿に目をつけて 急降下 一気に捕らえたに違いありません。チョウゲンボウは空中でホバリングできる鳥ですから。
こういう姿を私が目撃することはあまりないですが 15年位前にお隣の家の木の上で シジュウカラがツミに食べられてしまっている光景を見たことがあります。
鳥の世界では多分 日々このようなことがをきているのですよね。
弱肉強食the law of the jungle ジャングルの掟でしょうか。