午後から雨が本降りになり久しぶりに寒い一日でした。
外出先からの帰宅途中の坂道にある桜の木の花が咲き始めていました。
つい目がいったのが、木の幹から直接咲いているように見える 胴咲の桜。
子どもの頃はこの桜の咲き方が本当に不思議だなあと思っていました。
珍しいことではないですが、何故?と思いますよね。
通常は冬芽から伸びた葉や花のシュートの先に花が付くものですが、幹や根から直接シュートが伸びるものを不定枝というそうです。
前の年に幹から直接伸びた不定枝についた葉の葉腋に花芽が作られて開花するとき、この不定枝が短く数ミリしかない場合に幹から直接花が咲いたように見えるのだそう。これが胴咲の桜なのですね。
なんとなく、おまけのような胴咲の桜 私は結構好きです。