たんぽぽ 川崎洋 作

たんぽぽが たくさん飛んでいく
ひとつひとつ みんな名前が あるんだ
おーい たぽんぽ
おーい ぽぽんた
おーい ぽんたぽ
おーい ぽたぽん
川におちるな

4月に入って急に暖かくなり そう 桜ももうおわりかなあと思っている所に
たんぽぽが見られるようになりました。
そして早々と綿毛になっているものも。

まんまるな綿毛を見て、おもいだしたのが前述の川崎洋さんの詩です。

昔の国語の教科書に載っていたこともあったかもしれません。

子どもたちは小さい頃にわらべ歌遊びをしていて この詩もよく声に出していました。

たんぽぽ ひとつひとつに名前がちゃあんとあるって思うと、本当にそう思えてくるから不思議不思議。この詩、音読してみると その魅力が良くわかります。

小さな手にたんぽぽを握りしめて ふぅっと吹いていたこどものことを すごーくかわいいなあと思ったあのころが思い出されます。何気ない日常の一コマの中にこそ、幸せはあるんですね。

mamacamera

あんなにあんなに熱中していたセイリングも 今は見るだけ。 あんなにあんなに小さかったこどもたちも 今はしっかり育ち あんなにあんなに大切だった父と母も 今はあちらの世界へ 世界が動いていくスピードは ますます速くなり 掴みそこなう恐怖が ちょっぴり心に芽生える世の中 でも 本当の幸せは 何かをつかむことではなくて ただ ここに 今 生きている全てを まるっと受け入れ 穏やかに感謝できることのような 大切な自分を大切にしていられる瞬間のような そんなことを時々確かめながら 大好きな仕事をして 大好きな家族とともにいる 私はそんな人です

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