去年、家の小さな畑のイタリアンパセリに生息?していた青虫くんが蛹になったのは晩秋。
これはもう秋には羽化できないよね。つまり蛹で冬越しするのかしらと思っていました。
軒下で、ちらちら雪が降ったりする冬の間、蛹は静かに動かず……。そう、人の目からはその
日常が見て取れないので すなわち 放っておく状態でした。
しかし春が近づくにつれ さすがに気になりだし、ちょくちょく様子をチェックはしていました。
4月8日金曜日、少し早く帰宅したところ、なんと羽化していたのです。
羽化してすぐには飛んで行ったりしないので、正確には何時頃に羽化したのかわからないのですが もう万歳!よくやった!という気持ちにさせてくれました。
植物が開花する。
蝶が羽化する。
気温とともに。
自然のプログラムは素晴らしいのだと改めて気が付いた日でした。
ところで、羽化までたどり着けるキアゲハは0.6%ともいわれているようです。
そう思うと本当に愛おしいですね。
さて、この話には続きがあって、翌日のお昼過ぎにもう一つの蛹がちょっともぞもぞっと動いたような気がしました。
この日も暖かくて4月とうより5月の気温。
もしかしたら……とドキドキです。
ちゃんとウォッチしていたのですが、やはり何かと家事は忙しく少し目を離したすきに
あれ?蛹がむけちゃって お留守に!
辺りを探すと まだちゃんとおりました。
羽化!おめでとう❤
もう花も沢山咲いているし、暖かいし、冬越しして本当に良かったねと思います。
走、晩秋の最後の羽化よりきっと楽しい日々が過ごせそうですね。
春のおひさまに感謝の瞬間でした。